さくら、紅かなめ
今日は天気がよかった。暖かくて気持ちの良い陽気だったので昼飯のあと家の前の道で写真を撮って遊んでいた。
一眼で桜を撮っていると、
ぼくが撮りはじめる前は、
誰かが撮れば、みんな写真を撮ることを思い出すのだろう。
それをきっと家族や友達に見せるのだ。
ぼくは何となく鼻が高い気持ちになって、
マルチアスペクトといって、
撮影後の編集はめったにしない。
ぱっと見返して収まりがいい写真をパソコンに残すだけで、よく撮れた写真でも四枚の中でだいたい一枚しか選ばない。
いや、それは逆で、
自分の視点や感情が、写真にあらためて気付かされるのもいい。
花を見るぼくの目が、